inciso bowl(s) / Venini

Paolo Veniniによって1956年に発表されたincisoシリーズ。

花瓶から小さなキャンドルホルダーまでを含む多くのバリエーションを含むシリーズはVeniniの全てのデザインに関わってきたPaolo Veniniを代表するシリーズであり、多くのコレクターの心を掴んで離さない名作の1つでもあります。

写真家のRobert Mapplethorpe(ロバートメープルソープ)が膨大な数のincisoのガラスを集めていた事でも有名で、89年の遺品オークション以後に再び2016年、フィリップスオークションに出品された事でも話題になりました。

こちらはボウルの一番小さなサイズ。

小さく無数に手間ひまかけて刻まれた表面は、柔らかく光をぼかし、時間帯により様々な表情を感じるのが魅力です。

30年代後半から作られていたScarpaデザインのボウルなど、同サイズのボウルを組み合わせ素材を飾る感覚で、部屋を装飾するのも楽しいです。

色の濃い木材や朽ちた雰囲気の中でもincisoガラスであれば、鮮やかさにモヤがかかり、空間にすんなり馴染みます。

50年代から60年代半ばまで使われていたサークルアシッドスタンプいり。

H:60mm W:93mm

コンディションランク：AB

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