こちらでは知っているとちょっと楽しいムラノガラスのガラステクニックについて書いてゆきます。
まずは有名な高度なムラノのガラステクニック「incalmo」。
このテクニックはムラノで16世紀によく使われており、同様のテクニックは9世紀や10世紀頃他の国でも、見受けられます。
この技術を、復活させたのはVenini工房で、他のテクニック同様、ムラノガラスらしいルーツや伝統を重んじる姿勢があったからこそ再び脚光を浴びることになりました。
incalmo技術を中心に捉え、その色の対比効果を最大限に活かしたBolleシリーズで一躍有名なテクニックになったとも言われています。
またイタリアとアメリカのincalmoでは、若干見た目が違い、イタリアのものはより接合部がくっきりとしているとも言われいます。(アメリカのものはよりフラット)
incalmoの直線は、水平線や地平線を思わせるロマンがあり、その奥にはマスターグラスブロワーの数十年にも及ぶ修行が垣間見えます。
ムラノグラスを収集するのであれば、是非1つは欲しいincalmoを使ったグラス。
手に取れる機会があれば、是非その直線からロマンを感じていただきたいです。