Vittorio Zecchin(ヴィットーリオ・ゼッキン)

Vittorio Zecchin(ヴィットーリオ・ゼッキン)

ヴィットーリオ・ゼッキンは、イタリア・ムラーノ島出身の画家、デザイナーでした。

彼はヴェネツィア美術アカデミーで学び、象徴主義(シンボリズム)の影響を受けながら絵画を学んでいました。

その後友人であった画家のテオドロ・ウォルフ・フェラーリと共にモザイクガラスの表現の研究に取り組み、1910年代初頭にArtisti Barovierの為にデザインしたモザイクガラスはムラーノガラスの新たな夜明けを感じさせるそれ以前とのムラーノガラスデザインとは異なるものでした。

1921年から1925年にかけて、Cappellin Venini & Cの初代アートディレクターを務め、彼はムラーノガラスらしさの中から、透明性と軽量性を見出しルネッサンス期の絵画の中に描かれたガラス器からインスピレーションを受けたガラスをデザインしました。

そのガラスは当時明らかに次の時代への幕開けを感じさせる革新的なものであり、軽やかさを備えた独自のガラスデザインは現在でも高く評価されています。中でもヴェロネーゼと名付けられた花瓶は後にVENINIのロゴにも使われる象徴的なデザインとして100年以上前から現在も生産の続くクラシックな傑作として最も有名な花瓶の一つだと感じます。

VENINIを離れてからはM.V.M.Cappelin & Coでアートディレクターを務め、 S.A.I.A.Rや Ferrro Toso A.V.E.M .Barovier Seguso Ferro など様々なガラスブランドと仕事をしており、 晩年はガラス職人養成学校アバーネザネッティで教鞭をとり後のガラス工芸の発展にも力を注いでました。

参照文献:Vittorio Zecchin: Transparent Glass for Cappellin and Venini

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